私はこの時期に頻繁に渓流釣りに出かける。
週末の早朝(4時過ぎ)に起きて、手際よく仕度。
家人が起きない様に静かに家を出、車で15分ほど走ると漁場に到着。
朝靄のかかった風景、澄んだ空気、せせらぎの音、野鳥のさえずり、冷たい水・・・そこは別世界の空間だ。
深呼吸をすると体全体が透きとおる様な気分になる。
釣りと言うより、まずはこの空間に浸り、たっぷりと体を癒す。
おもむろに釣り糸をたらし、自然を感じながら徐々に漁にのめりこんで行く。
相手は天然の岩魚、あまごで手ごわい。微妙かつ鋭い駆け引きが必要だ。
渓流つりの魅力は、獲物の数やサイズと言うより、「釣り方」だと決めている。獲物との真剣勝負の駆け引きをする。難しいポイントでの理想的なヒットでは「俺はプロか!」と自分を褒めちぎる。これが、渓流つりの醍醐味だ。
2時間ほど楽しんだ後、帰路に就き、帰宅後何も無かったかの様に家人と朝食をとる。
当然の如く、塩焼きになった、取れたての獲物が食卓に並んでいる。
これが継続のコツと自負している。
日頃は顧客とのビジネスを楽しみ、休日は恵まれた大自然の中でのゆったりした時間。
贅沢な環境に感謝する。
― N.N -