休日は起きたい時間に起き、家のトイレでは迷惑になるので、岐阜新聞と日刊スポーツ紙を持って隣の小学校のトイレをご拝借。ゆっくり用を足す中で新聞を一通り読み、締めには占い欄を見て今日の注意点を確認する。朝食は決まって永谷園のお茶漬と飛騨の名産“赤かぶら”を数切れ、北島三郎風に♪さけ~茶漬けだよ~~♪と口ずさみながらお湯を注ぎ、岐阜新聞に日刊スポーツ、小学校のトイレ、永谷園に赤かぶらそれと北島三郎さんに感謝を込めて合掌し戴く。
洗濯と海老チップ菓子が大好きな女房と、歌が好きでチョー音痴な娘を連れて、国分寺通りにある「こびしや」でシソ巻きのロングタイプと白川茶を買い、飛騨小坂にある巌立峡へ向かう。国道41号線を南へ、飛騨小坂から東へ進路を変え、途中山道に入ると巨大な巌立岩が待ち構えている。74万年前から4回ほどに分けて御嶽山の大噴火によってできた高さ72m、巾120mの岩壁で、岐阜県指定の天然記念物だそうだ。
6年程前、京都に住んでいた頃、高山へ里帰りした時に親父の案内で初めてここへ来た。初めて見た自分はその雄大さに驚き、何を感じたのか奥歯を噛みしめ手は握り拳の状態になっていた事を記憶している。寛大に構える巌立岩が、「まだまだ青い」と言っている気がして犬の遠吠で「今に見ていろ」と心で言い返し、それが表情となったのかな? と今思う。毎年3回ほど訪れるが、未だに巌立岩から説教を食らい、犬の遠吠えを繰り返しているが、励ましてくれているように思える。6年前親父はそうなることをわかっていて自分をここへ案内してくれたのだろうか?聞いてはいないがそう信じたい。そんな親父は今、寝たきりのお袋を一生懸命介護している。
ー 自由奔放のOSN ー