私は自称「メカ・マニア」である。
戦車・戦闘機・ライフル・ハンドガン等からアニメのロボット兵器,身近な所でクルマ・機械式腕時計・カメラ・テレビ・パソコン等,何でも来い! だ。
ほとんどの家電製品を一度はバラしているのではないだろうか。
リサイクルなどの中古製品は,持ち帰ったら
「先ずはバラす! 」
と躊躇無くデジカメとドライバーを片手にルンルン気分♪ で分解を始める。
過去,手を付けたもので最も難易度が高かったのはクラシックカメラ。今から40年以上も前のメカトロニクス時代の遺産だ。
その道のプロが存在するのだから当然といえば当然なのだが。

輝きを取り戻した部品たち
所有するクラシックカメラは故障&ジャンク品を自力で修理&オーバーホールしたものがほとんど。
ホコリ・汚れ・サビまみれで動かなかったものが,じっくりと手間暇掛けて自分の手でピカピカに蘇ったときの喜び,そしてそれを使って知識と経験を総動員してフルマニュアルでシャッターを切る楽しみは,目の前に立ちはだかる大きな壁を越えて一握りの人間だけが到達できた時の感動に等しい・・・だろう・・・恐らく・・・多分(汗)
要するに,違いの分かる男にしか分からない感動があるという事だ。
クラシックカメラは,なかでも35mmフィルム1枚分の半分ずつを使うハーフカメラの人気が高い。
フルサイズなCanon F-1やOLYMPUS OM-1は有名どころだが,私も画質が劣るハーフのほうにズルズルと惹かれて沼に足を踏み入れてしまったその一人。
0円プリントサービスをやっているコンビニ等に,何食わぬ顔で同時プリントを依頼し,24枚撮りフィルムで約50枚,36枚撮りフィルムで約75枚の分厚い束を受け取るのも痛快だったりする(笑)。
デジタルカメラ全盛の中,アナログカメラ(=フィルムカメラ)は影が薄い。
そんな時代にフィルムカメラ,特にクラシックカメラを使う意味が有るのか? といえば意味など既に無いわけだが,何故か世の中には物好きが大勢居るのは不思議だ。

OLYMPUS Pen-DとPen-FTは超お気に入りのハーフカメラ
OLYMPUS PENシリーズやCanon Demiシリーズは何台もオーバーホールを行い満足しているので,次のターゲットはズバリ! 米Universal Camera社製「Mercury II」と既に決めてある。
機会があれば,その分解~組み立てドキュメント(=男のロマン)を語ろうと思う。
過去の遺産を引き継ぎ,未来に渡すことができる事は,とても恵まれていると感じずにはいられない。
F.T