LIFE(ライフ)は、平和メディクの製品ブランドです。
飛騨高山の上質な木材を礎として産まれた国産初の綿棒は、半世紀余りの歴史の中でさまざまな変化を遂げながら、今もなお、お客様の快適な生活(ライフ)をサポートすることを目指し進化しています。

製品Q&A(医療関係の方向け)

ご覧になりたい質問をクリックしてください。

医科向け綿棒製品について

  • 滅菌製品の有効期限は何年ですか?
    基本的には、製造日より3年後の前月までが有効期限です。
    ※2014年9月製造の製品ですと、2017年8月までが滅菌の有効期限となります。
    (製品によっては有効期限が2年や4年のものもございます。詳しくはこちらからお問い合わせください。
    (滅菌の定義はこちら⇒をご確認ください。)
  • どのように滅菌していますか?
    当社ではEOGによる滅菌を行っています。これはエチレンオキサイドガスを一定の条件下で滅菌処理対象物に曝露(ばくろ)させて処理する方法です。なお、その他の滅菌方法に合わせた形態での製品供給も可能ですので、詳しくはこちらからお問い合わせください。
    (滅菌の定義はこちら⇒をご確認ください。)
  • どのような仕様の綿棒が製造可能ですか?
    OEM製品のページをご参考ください。掲載されている以外の材料・仕様の製品開発も承りますので、ご希望の際はお問い合わせフォームからご照会ください。
  • 綿棒の糊には、どのようなものを使用していますか?
    一般的な紙軸や木軸の綿棒には、PVA(ポリビニルアルコール)やCMC(カルボキシメチルセルロースナトリウム)を主成分とした糊を使用しております。
  • 綿棒に使う綿の種類には何がありますか?
    一般的には、コットン、レーヨンなどです。特殊用途向けにポリエステルでの製造も可能です。

医薬品綿棒製品(メディクスワブ ポビドンヨード)について

  • 薬価請求できますか?
    薬価対象製品ではございません。
  • 使用期限はどれぐらいですか?
    製造日から2年です。
  • 「メディクスワブ」は滅菌製品ですか?
    滅菌製品ではありません。しかし、本製品は高度に管理されたクリーンルーム内で製造を行い、EOG滅菌処理した綿棒を使用し、包装材にもUV殺菌灯による処理を施すなど衛生面には徹底配慮しております。また、専門業者に定期的な環境測定を依頼し、清浄度の計測・管理を行っています。その他、製造棟全体の空調管理も実施、常に温度・湿度もモニタリングし、安全で高品質の製品を送り出しております。
    (滅菌の定義はこちら⇒をご確認ください。)
  • ポビドンヨードの殺菌効果はどれくらい持続しますか?
    ポビドンヨードは、ヨウ素の酸化作用により殺菌作用をあらわします。殺菌力は比較的短時間であらわれ、塗布後30~60秒が最も強くなります。
    (殺菌の定義はこちら⇒をご確認ください。)
  • 「メディクスワブ」は口腔内に使用できますか?
    口腔用ではありません。製品表示にもありますが、外皮消毒用です。

ウエットティシュ製品について

  • 開封後は、どの位の期間内に使用しなければならないのですか?
    開封後はお早めにご使用ください。一度開封されますと、その密封性は徐々に低下いたします。気候や保管状態にもよりますが、開封後は衛生面からも早めの使い切りをおすすめいたします。

※滅菌と消毒、殺菌、除菌、抗菌の違いについて

  • 滅菌とは、「すべての菌(微生物やウイルスなど)を死滅、または除去すること」日本薬局方では微生物の生存する確率が100万分の1以下になることをもって、滅菌と定義しています。
  • 消毒とは、「物体や生体に、付着または含まれている病原性微生物を、死滅または除去させ、害のない程度まで減らしたり、あるいは感染力を失わせたりするなどして、毒性を無力化させること」です。
  • 殺菌とは、文字通り「菌を殺す」ことを指します。「細菌を死滅させる」という意味ですが、この用語には、殺す対象や殺した程度を含んではいません。
    このため、「その一部を殺しただけでも殺菌」と解されており、厳密にはこの用語を使う場合は、有効性を保証したものではないとも言えます。
  • 除菌とは、「物体や液体といった対象物や、限られた空間に含まれる微生物の数を減らし、清浄度を高めること」です。
  • 抗菌とは、「菌の繁殖を防止すること」。経済産業省の定義では、抗菌の対象を細菌のみとしています。

(出典)JSDA「日本石鹸洗剤工業会」のホームページ、『「滅菌・殺菌・除菌・抗菌」などの用語』より抜粋。