~平和メディクがあるまち~ 飛騨高山の風土

風土

飛騨国(ひだのくに)は、日本列島のほぼ中央に位置し、東西を険しい山に、南北を厳しい河川峡谷に囲まれています。土地のほとんどが山林で、森林率は92.5%(国内平均60%台)に及びます。
その中にある高山市は海抜573m、東西27.1km、南北11.5kmの細長い地形で、美しい自然と四季おりおりの変化に恵まれた山岳都市です。平成17年2月に1つの市と9つの町村が合併して、日本一面積の広い市となりました(140.47k㎡、東京都より広いのです!)。北の日本海に流れる宮川、南の太平洋へ流れる飛騨川沿いの小さな平地には、まとまった集落が広がり、支流の谷沿いにも小集落が多く散存していて、東に乗鞍岳、焼岳、穂高岳、槍ヶ岳、黒部五郎岳、笠ヶ岳、南東に御岳、北西に白山が遠望できる環境にあります。風光明媚なところが随所にあって、歴史ある街並みと共に古くから絵画や詩などで飛騨の自然美あふれる情景が表現されています。

気候

昼夜・夏冬の温度差が大きく湿度が低い、いわゆる「内陸性盆地型気候」です。夏は日中目を開けていられないくらい日差しが強いことが多く、それでいてカラッとした爽快感が味わえます。夜は大変涼しくなり、布団をかけて寝なければ風邪をひいてしまうほど気温が下がります。冬は大変寒く、冷え込むときは-15℃近くまで下がるほどです。春は遅く、3月末まで残雪に被われます。

(四季折々の飛騨の風景)